« 週末のイベント参加予定 | メイン | 家族旅行 大津 »

「美しいソースコードのための七箇条」

sourcecode.jpg
「美しいソースコードのための七箇条」というのを考えてみた。
# 取り敢えずの叩き台として。

美しいソースコードとは:
次の七つを満たしたソースコードである。


  1. 意図を表現:

    • 意図が表現されていること。

    • 意図の理解が容易であること。

    • 意図以外の記述が少ないこと。

    • How (どうやってやるか) でなく What (何をやるか) が記述されていること。

    • できれば、Why (なぜやるか) も記述されていること。



  2. 単一責務:

    • (型やメソッドや変数などの) プログラムの単位が唯一の仕事を記述していること。

    • 且つ、(なるべくなら) その仕事がそのプログラム単位内で記述されつくされていること (=高凝集: high cohesion)。



  3. 的確な名前:

    • (型やメソッドや変数の) 名前が、それの (唯一の) 仕事を (一言で必要十分に) 表現していること。

    • 同じものは同じ名前で、違うものは違う名前で表現されていること。

    • それであるものとそれでないものの区別が付くこと。



  4. Once And Only Once:

    • 同じ意図のものが重複して書かれていないこと。



  5. 的確に記述されたメソッド:

    • メソッド内が同じ抽象度の記述の集まりで構成されていること。

    • メソッド内が、自然な粒度で記述されていること (話し言葉のように)。

    • ほどよい量 (記述が多過ぎない)。



  6. ルールの統一:

    • 全体が同じルールに従っていること。



  7. Testable:

    • 正しい記述であることが分かるようになっていること。

    • 検証 (verification) が容易であること。




関連サイト:


コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

About

2007年08月01日 00:00に投稿されたエントリーのページです。

ひとつ前の投稿は「週末のイベント参加予定」です。

次の投稿は「家族旅行 大津」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.35