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新人向けオブジェクト指向の説明

プログラミング初心者向けのオブジェクト指向の説明。

先に C# や Java などで、実際のプログラミングを体験してもらった後で。
図を描いたり、具体例を示しながら。
正確さよりわかりやすさが重要。

  • オブジェクト:
    属性 (値の集まり) と振る舞い (機能の集まり) をひとまとまりとしたプログラム上の単位。
  • オブジェクト指向プログラミング:
    複数のオブジェクトが互いにメッセージを投げ (機能を呼び合い)、協調動作することで、システムが機能するようにプログラムすること。
  • クラス:
    共通の特徴 (属性と振る舞い) を持ったオブジェクトの集合。多くのオブジェクト指向プログラミング言語では、便宜上、オブジェクト単位ではなくクラス単位でプログラムを記述する。

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コメント (6)

ジュンヤ:

>正確さよりわかりやすさが重要。
そうですよね、導入時にはどんなに正確に伝えたとしても、理解できずに挫折されると意味がないですよね。

ジュンヤ さん、こんにちは。

はい。そう思います。

初心者の、これからのオブジェクト指向との長い付き合いの、最初のきっかけを与える訳ですから、どう伝えるかは重要だと思います。

魅力を伝えられると良いのですけれど。

ジュンヤ:

>魅力を伝えられると良いのですけれど。
Fujiwoさんならこのあたりは軽くクリアでしょう♪

ジュンヤ さん、こんにちは。

いえいえ。苦労しております。
手続き型プログラミングで散々苦労してきた人には、オブジェクト指向の楽しさがそのうち伝わるのでしょうけれど、プログラミング初心者だと、それがなかなか。

てらだ:

> 手続き型プログラミングで散々苦労してきた人には、オブジェクト指向の楽しさがそのうち伝わるのでしょうけれど、プログラミング初心者だと、それがなかなか。

ちょっと本題から逸れそうですけど.

一昔前の構造化プログラミングが如何に素晴らしいかを説明した文章を読んでピンと来ます?わたしはあんまりです.「ふーん,そんなに関数とか構造体ってすごいのかなぁ?関数なんて当たり前なんじゃないの?」って感じなんです.

最初からオブジェクト指向言語に触れる人もそんな感じなのかも.「そんなにクラスってすごいの?クラスなんて当たり前なんじゃないの?」みたいな.

なんていうか,スタート地点がオブジェクト指向だから比較対象がないわけで,だから手続き型出身者と同様の感動(Aha)を期待するのは無茶というか.

だからかな,最近の新人って virtual とかポリモーフィズムとかにあんまり感動してくれないんですよねぇ.いろいろ質問してみるとちゃんと理解しているみたいなんだけど,「スゴイって思わない?」と聞いてもなんか反応が薄い感じ.
ちょっと寂しい...

てらだ さん、こんにちは。

確かにそうですね。
最近の新人が、あんまり感動してくれない、というのは、実感します。

でも考えてみると、私も同様だったかも知れません。

・ 「ローカル変数」というものが使える言語があると知ったとき
・C++ との出会い
・「関心事の分離」という言葉を知ったとき

始めは「ふーん…」としか思わなかったことが、理解してくるにつれて、感動に変わっていったことがあります。
彼等 (謎) も、今は実感がわかなくても、そのうち…

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2005年06月23日 18:30に投稿されたエントリーのページです。

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