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万年筆 アーカイブ

2006年01月14日

Pelikano junior

Rhodia の続き。

「メモ帳を携帯する」というプラクティスを継続している。
Rhodia の小さいサイズのノートはとても具合が良い。
かなり気に入った。

そこで、Rhodia 用の筆記用具を探している。
中々良いものが見つからない。

万年筆を試してみるか、ということで、"Pelikano junior" というのを買ってきた。

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ドイツの万年筆の老舗 Pelikan が出した、子供用の万年筆で、¥1,200 くらいと値段も手頃。
こんなポップなデザインのものが、Pelikan 製というのが面白い。

暫く使ってみるつもり。

2006年01月24日

Rhodia

Pelikano junior の続き

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オブラブイベントで多くの人がやっているのを見た影響で始めた、「メモ帳を携帯する」というプラクティス。

Rhodia張ってはがせるタイプのドットライナーを組み合わせて、メモをホワイトボードなどに貼るようにしてみた。

  1. Rhodia とペンを常に携帯。
  2. ひらめいたことを即座にメモ。
  3. 後でミシン目で切り取って、ドットライナーでホワイトボードなどに貼る。
  4. 用が終わったものから剥がして捨てる。

2006年04月29日

「メモ帳を携帯する」人のための文房具集

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万年筆「キャップレス」の続き。

「メモ帳を携帯する」人のための文房具集という頁を作ってみた。

2006年05月11日

万年筆付きの雑誌

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或る方の日記で知った万年筆付きの雑誌「Lapita 6月号」を買ってみた。

「Made in JAPAN の逸品万年筆」を特集していて、「赤と黒」のオリジナル・ミニ万年筆が付録だ。
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¥980 の雑誌の付録にしては、ちゃんとした万年筆だ。

小さいので、携帯には良さそう。キャップはスクリュー式で、携帯中に外れる心配は無さそうだ。ミニ万年筆といってもキャップをお尻に差せば、バランスも良く持ちやすい。

反面、書く度にキャップをくるくると回して外してお尻に差すのは、結構手間だ。

インクは、ヨーロッパのハーフサイズのインク カートリッジ (モンブランやペリカンなどのもの) が使える。

2006年06月23日

万年筆

使用中万年筆

メーカー 品名 型番 インク ペン先 サイズ 特徴 写真 価格
方式 備考 材質 太さ
ペリカン Pelikano junior   カートリッジ式   ステンレス A 130×φ15   ¥1,260
Pilot キャップレス FC-17SR-BG カートリッジ/コンバーター両用式   18K M 140×φ13.4   ¥17,850
Lapita 6月号」付録 赤と黒   カートリッジ式 ヨーロッパ ハーフサイズ インク カートリッジ         ¥980 (雑誌価格)

気になっている万年筆

メーカー 品名 型番 インク ペン先 サイズ 特徴 写真 価格
方式 備考 材質 太さ
ペリカン トラディショナル 200 スケルトン 吸入式 ピストン吸入式 23Kゴールドプレート EF,F,M,B 127×φ11.7   ¥10,500
ペリカン トラディショナル M250 吸入式 ピストン吸入式 14金 EF,F,M,B     ¥15,750
ペリカン スーベーレン M400 吸入式 ピストン吸入式 14Kプラチナ装飾 EF,F,M,B,BB,OM,OB,OBB 127×φ11.7   ¥29,400
ペリカン スーベーレン M405 吸入式 ピストン吸入式 14Kプラチナ装飾 EF,F,M,B,BB,OM,OB,OBB 127×φ11.7   ¥29,400
ペリカン レベルペン L65 吸入式 尻軸インク注入方式 スチール F,M   専用インク ¥2,800
ペリカン レベルペン L5 吸入式 尻軸インク注入方式 14金 M,B   専用インク ¥23,000
パイロット カスタム 823 吸入式 プランジャー 14金 F,M,B 148×φ15.7 透明 ¥30,000

2006年09月13日

Pelikan

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やっぱり Pelikano Junior は良い! というわけで Pelikano Junior 用のコンバーターと瓶のインクなどのペリカン製品を買った。

2006年10月25日

ペリカン M205 デモンストレーター

ペリカンの万年筆 "M205 デモンストレーター"購入。通称ペリスケ (ペリカンのスケルトンの略)。
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# 下の写真はペリカンのブルー ブラック インクを入れて見たところ。

透明でペリカンのインク吸入機構が丸見えだ。ベースはペリカンのトラディショナルシリーズ。ペン先は Mを選択。書き味はサラサラ系。

最近は手書きには万年筆を使用している。特にメモ書きが多い。

私にとっての万年筆の使いやすさの10のチェック ポイントは以下の通り:

  1. 持ち運びやすい程度に小さく、書きやすい程度に大きいこと。
  2. キャップがネジ式でないこと。キャップレスはさらなり。
  3. インクの補充方式が吸入式であること。
  4. インクの残量が外から見えること。
  5. ペン先が金で柔らかめであること。
  6. 強い筆圧にも耐えて、いつまでもペン先がへたらないこと。
  7. インクフローが十分で、ヌラヌラ系の書き味 (引っ掛かりがなく滑らかな書き味) であること。
  8. 久しぶりに使用しても書き出しからインクがかすれることがないこと。
  9. 高すぎないこと。
  10. 見た目や書いたときの感触に味があること。

「メモ書き用に常時携帯して書きたいときに気分よくすっと書ける」のが大切。
書き出すまでの手間が掛かりすぎるのは嫌だし、書き出しがかすれたり紙に引っ掛かったりするのはもっと嫌だ。書いている途中で急にインク切れになりそうなのも好きではないし、高価すぎて持ち歩くのに躊躇するほどなのもちょっと。

このチェック ポイントで見ると、今回購入した "M205 デモンストレーター" は、6/10 点。果たして 10 点満点の万年筆は存在するのだろうか。

2007年11月07日

極黒

最近、字を書くときは万年筆かホワイトボード マーカーなのだが、万年筆用に新しいインクを購入した。
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前から興味が有って、いつか試してみたいと思っていたセーラー万年筆の「極黒 (きわぐろ)」だ。

これは、染料系でなく顔料系。
なので特長としては:

  • 滲まない、裏写りしない、水に強く、光に強い。
  • くっきりと真っ黒。

顔料系だと普通はよく詰まる。詰まると水に強いのが仇になって万年筆には致命的らしい。でも、これは超微粒子なので、詰まりにくい。

でも一応顔料系なので、染料系よりは万年筆を選ぶはず。万年筆メーカーとインク メーカーの相性の問題もありそうだ。

ここ暫く、愛用のペリスケ (ペリカン M205 デモンストレータ) に入れて恐る恐る使ってみている。これまでのところは、とても具合が良い。インクフローも染料系なみだし、滑らかに書ける。

筆跡が余りに真っ黒で、万年筆じゃないみたいだが、こういうのも一本有っていい。最近は、比較的安価な万年筆数本に色々なインクを入れて楽しんでいる次第だ。

ちなみに、次の万年筆には、ペリカンの M800 を狙っている。

2007年11月19日

フルハルター

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■ フルハルター

先々週の金曜日、「マイクロソフト デベロッパー フォーラム」が早めに終わったので、フルハルターという万年筆の専門店に行ってきた。

ここの店主は、万年筆好きには有名な、ペン先研磨職人の森山信彦氏だ。彼の調整したペン先は「森山モデル」と呼ばれているらしい。

大井町駅から歩いて五分くらい。店に着いてみると、狭いとは聞いていたが、想像していたよりもずっと狭い店内。椅子が四つとテーブルが置いてあって、テーブルには試し書き用の紙が置いてある。

先客がお二方。そして店主の森山氏。勧められる儘に椅子に腰かけた。

ここに足を運んだのは、ペリカンの万年筆を買うためだ。私は、ペリカンの万年筆にはちょっとした思い入れがある。


■ 万年筆の思い出 ~パイプのけむり~

私が最初に万年筆がほしいと思ったのは、中学三年生の頃だった。

その頃私は、作曲家の團 伊玖磨氏がアサヒグラフに連載していたエッセイ「パイプのけむり」を愛読していた。彼の軽妙でしっかりとした日本語が好きで堪らず、学校の図書室で何度も借りて読み返すほどだった。彼の文体を真似てエッセイを書いたりしてたのもその頃だった。

その「パイプのけむり」に「万年筆」という回があった。

團氏は、職業柄ものすごい量の音符を万年筆で書くのだという。筆圧も強く、そのため次第に万年筆で書く線が太くなってきて困るというのだ。だからといって、腰が強すぎて一定の太さの線しか書けない万年筆は音符を書くのに向かない。

彼には、様々なタッチの線が書けて、且つ、強い筆圧でもずっと書き味が変化しない万年筆が必要だった。そんなものが有るのかというと、それは、ドイツのペリカンとモンブランというメーカーの万年筆だという。その両メーカーの万年筆だけは、彼のヘビーな使い方にも、いつまでも書き味が変わらずしなやかだというのだ。

これを読んだ中学生の私は、猛烈にペリカンかモンブランが欲しくなってしまった。

調べてみると、モンブランはとても子供に手が届く価格ではないようだった。やがて高校生になった私は、なんとか安目のペリカンを手に入れて、それを使って悦に入っていたものだ。

それから数十年。学生時代に筆記用具はシャープペンシルが中心となり、更にパソコンで文章を書くことが多くなり、いつしか万年筆は使わなくなっていた。

ところがソフトウェアのエンジニアを十年以上続けてきた最近になって、改めて手書きの大切さを感じるようになってきた。そんな或る日のこと。いつもの文房具屋で目にした子供用のペリカン「ペリカーノ・ジュニア」に目が釘付けになってしまったのだ。

「これがペリカン?」

そのときは買わずに帰った。だが、どうにも気になって仕方がない。次にその店に行ったときには、遂に買ってしまった。そしてそれが、私の万年筆熱が再燃するきっかけとなったのだ。久し振りに手にしたペリカンの万年筆のぬらぬらとした書き味はそれほどまでに心地良く、私のアナログ心を刺激したのだった。


■ 森山さんの話

閑話休題。ペリカンのスーベーレンが欲しい、とフルハルターの店主に希望を告げると、スーベーレンの M400、M800、M600 の順に出してきてくれた。あれこれ試し書きをしながら、森山氏の話に耳を傾ける。

  • スーベーレンには M400、M800、M600 を始めとして様々な大きさのものがあり、大きいものが高価だが、高価なものが良いというわけではない
  • ブルーブラック インクは水に強いので、その分詰まりやすくなる
  • メーカー等では定期的に水洗いようするよう勧めているが、先ずインクを出し入れした方が良い
  • 何よりも、書いてないときは蓋を閉め、毎日使って、ペン先を乾燥させないこと
  • オーバーホールも可能だが、そうすると微妙に書き味が変わってしまう
  • インクは、ペリカンにはペリカンのインクを
  • どういうペン・書き味が良いかは、本人にしかわからないもの。誰にでも合う調整というのはない
  • 長く使い込むと自分の書き方に調整されてよくなる
  • 使い込んで自分にとって良い書き味になったペンを、ペン先の再調整をしてしまうと折角の長い年月による調整が失われてしまい勿体ない
  • 携帯時には、揺らしたりぶつけたりしないようにすべき
  • ケースは、中のペンに衝撃が加わりにくいように箱型のものが良い

■ どれにするか?

私の希望は:

  • ペリカン
  • 携帯が楽
  • 持ちやすい
  • 抵抗なく滑らかに書ける
  • ペン先はやや太目

で、中間的な大きさの M600 かな、と思い始めていた。持った感じが一番しっくりきた。

迷っていると、ペリカンのペン先の再調整に来られていた先客の一人の方が、ご親切にも所持されていた何本もの立派な万年筆を試させてくださった。

M800 の 3B といわれる極太のペン先のものを中心に、どっしりしてやわらかい書き味を知る。うーん、これは魅力的だ。益々迷う。


■ M600

結局、第一印象を重視して、ペリカンの M600 を注文して帰ってきた。太さは B。軸の色は黒にした。

フルハルターには、一時間くらい居たろうか。もっと長く居た気もする。フルハルターを出るとあたりはすっかり暗くなっていた。

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帰り道は、試し書きをさせていただいた方と一緒に大井町駅から電車に乗った。インクのことや紙のことなど、様々なことを教えていただいた。貴重な体験だった。

さて、M600 だが、調整していただくので出来上がりまで二週間から一箇月かかるとのこと。ペンケースやインクを準備して、待つ時間をゆっくりと楽しむこととしたい。

2007年11月26日

Pelikan M600

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※ 「フルハルター」の続き。

昨日フルハルターから万年筆が届いた。
森山信彦氏の美しい手書きの手紙とフルハルターの味のある名刺、保証書などと一緒にペン先の調整が済んだペリカンの M600 が届いた。

開封してみて、先ず重厚な見た目に感激。黒軸にして良かった。

早速インクを入れてみる。

少し迷ったが、先ずは無難に「同メーカー」で「Blue Black を避けて」ということで、ペリカンの Royal blue インクを入れてみる。

ペン先は B にしたので、学生時代に使っていたペリカンと同じくらい太い。インクがするするという感じで出る。

これまでの万年筆では余り意識しなかったことだが、紙によって随分書き味が違う。万年筆用の良い紙が欲しくなってきた。A4サイズ位で RHODIA のような紙とミシン目で、無地で安いノートってないだろうか。

取り敢えず文房具屋へ行き、万年筆用の便箋を買ってきた。

兎にも角にも、漸く手に入った M600。今日から早速携帯して使いまくってみるとしよう。

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2007年12月08日

Lapita 一月號 (ミニ萬年筆附き)

※ 「萬年筆附きの雜誌」の續き。

ミニ萬年筆第三彈が附録の「Lapita 一月號」を買つてみた。980圓。
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前囘第二彈のミニ萬年筆は「赤と黒」と云ふスタンダールの小説を題材にしたものだつたが、今囘は、「ALWAYS」と云ふ名前で映畫「ALWAYS 續・三丁目の夕日」がモチーフだと云ふことだ。

小さかつた「赤と黒」より更に一囘り小さい。
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2008年02月24日

ペリカーノとモンブラン レーシング グリーン

ペリカンのペリカーノという万年筆を購入。
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一緒にモンブランのレーシング グリーンというインクも買った。
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青、黒、赤、茶のインクは使っていたが、緑色のインクは初めて。
モンブランのレーシング グリーンは、とても濃いモスグリーン。

早速コンバータでペリカーノに入れて書いてみる。何とも良い色。M600 に入れて日常的に使いたくなる。

手元にあるインクを並べてみた (ペリカンとモンブランとパイロットとセーラー)。
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ペリカンの万年筆も並べてみた。
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それぞれの万年筆で万年筆とインクの名称を書いてみると次のような感じ (自然光の元で撮影)。
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2008年02月27日

ナガサワオリジナル万年筆 PenStyle Memo

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私は長く PFU の「Happy Hacking Keyboard Professional 無刻印」というキーボードを愛用しているのだが、先日、Happy Hacking Keyboard 20万台突破記念キャンペーンというのをやっていたので、その中の「新春豪華プレゼントキャンペーン」に応募してみた。

すると昨日、「厳正なる抽選の結果見事お客様がご当選されました」とのことで、"ナガサワオリジナル万年筆 PenStyle Memo" が送られてきた。

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ペン先は F (細字)。セーラー製の万年筆だった。

早速コンバータを注文。

これで、セーラー 超微粒子顔料インク「極黒」専用万年筆が手に入ったことになる。
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まことに喜ばしい。

2008年10月22日

Lapita 十月號 (ミニ萬年筆附き)

※ 「Lapita 一月號 (ミニ萬年筆附き)」の續き
ミニ萬年筆第四彈が附録の「Lapita 十月號」を買つてみた。
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今囘は白いミニ萬年筆だつた (左:第四彈WHITE、中: 第三彈「ALWAYS」、右: 第二彈「赤と黒」)。
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