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2004年12月 アーカイブ

2004年12月02日

FPD (福井プログラマー伝説) の忘年会

今週土曜日は、福井のプログラマのコミュニティの忘年会に参加予定。

FPD (福井プログラマー伝説) 忘年会
日時 2004/12/04(土) 18:30より
場所 福井駅近くの居酒屋
概要 近況報告など

# まだ参加者募集中 & 歓迎だそうなので、参加希望の方はメール等ください。

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Nintendo DS

nds.jpg

帰宅したら、息子が Nintendo DS で遊んでいた。
今日発売とのこと。
父としては、PSP の方が 3.141592 倍良いと思うが仕方がない。

2004年12月03日

ソースカツ丼

scktsdn.jpg

本日の夕食はカツ丼。

福井では単にカツ丼といえば、ソースカツ丼。

# ヨーロッパ軒のものが特にポピュラーです。
# 悪いけど、美味いです。

福井以外の人は、
「ああ、ご飯の上にキャベツがしいてあってウスターソースっぽい甘めのソースに浸したカツがのっているあれね」
と思ったかも知れませんが、残念ながらそれは違います。

それは長野風ソースカツ丼です。
福井のソースカツ丼にキャベツはのっていません。
それから、長野風のそれとは、ソースの味がかなり違います。
むしろ全然別物だと思っていただいた方が。

「どっちも同じようなもんだろ。いいじゃねぇか。キャベツくらいどうだって」
と思ったかも知れませんが、どうでもよくありません。


全国的には、カツ丼といえば、卵とじのものを想像するのが一般的かも知れませんが、福井ではソースカツ丼の方がデフォです。
単に「カツ丼食いに行こう」と言えば、それはソースカツ丼を食べにいくことを指します。

それでは、卵とじのものは何と言えば良いかというと、それは福井では「(じょう)カツ丼」といいます。

「何が『上』なんだ!」
と思わずツッコミを入れたくなるかも知れませんが、大人なんだから我慢してください。


# 私は、ソースカツ丼も「上カツ丼」も長野風ソースカツ丼も、全然別の料理としてそれぞれ好物です。


ちなみに、先述のヨーロッパ軒には、なんと「パリ丼」というのもあります。
「パリ丼」も福井以外では殆ど通じないのではないでしょうか。
こちらは、トンカツの代わりにミンチカツがのっています。

「それのどこが『パリ』なんだ!」
とお怒りのあなた。
気持ちは分かりますが、やっぱり我慢してやってください。

2004年12月04日

FPD (福井プログラマー伝説) 忘年会

福井のプログラマのコミュニティ「FPD (福井プログラマー伝説)」の忘年会に参加。

福井駅近くの居酒屋にて。
kinya.jpg

えちぜん鉄道で行ってえちぜん鉄道で帰ってきた。
都会では普通のことかも知れないが、福井では、往き帰り電車で飲み会に参加するのは、かなり珍しいパターン。

ていうか終電早過ぎ。


会の中で出た話で、自分も数年前から考えていたことだが、福井でも IT 技術者の横のつながりで盛り上がるのは、良いことではないだろうか。

それには、

  • コミュニケーションの場
  • ファシリテータ
  • イベント

の三つが重要だと思う。

考えていきたい。

2004年12月05日

2004 Japan Community Open Day

2004 Japan Community Open Day に参加予定。

2004 Japan Community Open Day
日時 2004/12/18(土) 14:30-21:30
場所 マイクロソフト 新宿オフィス17階会議室
概要 コミュニティ活動や Visual Studio 2005 Team System などに関するワークショップ

沢山のワークショップが行われる。
Visual Studio 2005 Team System 関連のワークショップへの参加を希望した。

# 翌日は、INETA Japan のリーダーズ ミーティングに出席予定。

2004年12月07日

圧縮/解凍アルゴリズム

cmprs.jpg
昔考えた圧縮/解凍アルゴリズム。
# 特許が切れたので公開 (嘘)。

この圧縮/解凍アルゴリズムの特徴

  • 任意のファイルの内容を 32 bit 整数一個 に圧縮可能。
  • 但し不可逆圧縮。テキスト ファイル向き。


圧縮/解凍アルゴリズム

  1. 道行くサラリーマンを一人つかまえて、ファイルの中身を読み聞かせる。
  2. その人に電話番号を聞いて数字としてメモしておく。
  3. 復元したくなったら、メモしておいた数字で電話を掛けて「あの時私何て言いましたっけ」と聞く。
  4. 多分正確には覚えちゃいないだろうから「不可逆」。


高品質版 (サービス パック 1)

  1. 道行くサラリーマンを一人つかまえて、ファイルの中身を読み聞かせる。

を以下に差し替え。

  1. 道行く東大出ていそうな若いサラリーマンを一人つかまえて、ファイルの中身を読み聞かせる。


セキュリティ パッチ (サービス パック 2)

  1. その人に電話番号を聞いて数字としてメモしておく。

を以下に差し替え。

  1. その人に電話番号を聞いて数字としてメモしておく。但しそれが電話番号である事は実の親にも明かさない。


# 現在 C#/.NET で実装中 (嘘)。

2004年12月08日

デブサミ2005

Developers Summit 2005 (デブサミ2005)』が、セッションの登録申込み受付を開始した。

  • 2005/2/3(木)~4(金)
  • 青山ダイヤモンドホール (東京都港区)
  • 主催: 翔泳社

デブサミは初回からずっと出ている。
今度のデブサミには特に期待している。

セッションのタイム テーブルをざっと見てみたが、どうしても聴きに行きたいセッションが沢山有る。

  • 02/03 15:15~16:15
    【.NET】 「VB.NETは、テストファーストで行こう」

    中西 さん と 福井 さん が出るのか・・・ こりゃ聴きに行くしかないな・・・

  • 02/03 15:15~16:15
    【プロジェクトマネジメント】 「技術系コーチング入門」

    本間 さん のコーチング入門か。コーチング興味有るし、これは聴きたい。

  • 02/03 17:30~18:30
    【開発プロセス】 「デブサミ版『バグがないプログラムのつくり方』~テスト駆動開発によるペアプログラミング・ライブ」

    倉貫 さん が出るのか。これは是非聞かないと。

  • 02/03 17:30~19:00
    【.NET】 「VB.NET vs C# 『.NET 言語合戦』」

    INETA Japan の企画… これには参加しなきゃ。

  • 02/04 10:00~11:00
    【開発プロセス】 「オブジェクト脳をなぜつくるのか」

    平澤 さん と 牛尾 さん のコラボレーション。きっとすごい。とても聴きたい。

  • 02/04 10:00~11:00
    【.NET】 「楽になりたい貴方のための ASP.NET 再入門」

    小川 さん が出るセッション。ASP.NET もずっと勉強してるしな。このセッションも是非。

  • 02/04 13:00~14:00
    【.NET】 「ASP.NET 実装パターンとデータセットインターナル解説」

    こちらは、森屋 さん のセッション。ASP.NET の実装パターンは興味ある。

  • 02/04 15:15~16:15
    【開発プロセス】 「ソフトウェア開発の「見える化」」

    平鍋 さん のセッション。明日のオブジェクト倶楽部 クリスマス企画 と同じテーマ。こりゃあ聞き逃せないな。

  • 02/04 15:15~16:15
    【.NET】 「My Framework 作成の勧め:アプリケーションを30個作る時に何を用意するか」

    arton さん のこれは必見だな。今丁度 My Framework の試作をしているところだし。

  • 02/04 17:30~18:30
    【開発プロセス】 「ファシリテーション入門」

    本間 さん のファシリテーション入門。これは絶対楽しいだろうな。きっと素敵な体験になる。

このリストのスピーカーは、知人または直接お話をしたことがある方ばかり。そして、どれも興味深い内容。
どうしても聴いてみたい。

他にも聞き逃したくないセッションが結構ある。
それにまだスピーカーが未定のところが沢山ある。今後も要チェックだな。

しかし… それにしても見事に時間がぶつかりまくり。
参った。
どうしよう。

2004年12月11日

「UML Reference Manual Second Edition」サイン入り

今日、オージス総研さん から、

の記事にある「UML Reference Manual Second Edition」本のプレゼントが届いた。
Grady Booch 氏のサイン入り。

umlrfr21.jpg umlrfr22.jpg


表紙には、JAMES RUMBAUGH、IVAR JACOBSON、GRADY BOOCH と、Three Amigos の名前がある。

ハードカバーでとても立派な本だ。UML2.0対応。
ミーハーなので素直に嬉しい。

オージス総研さんに感謝。

2004年12月13日

ふたご座流星群

stngstr.jpg
家族で近くの山へ「ふたご座流星群」を観に行った。

見られた流星は、十分間ばかり寒空を観察して四つ。
よく晴れていたため、まずまずの星空だった。

2004年12月15日

『Extreme Programming Explained: Embrace Change, 2nd Edition』

xpe2.jpg
『Extreme Programming Explained: Embrace Change, 2nd Edition』 について、情報が出だした。
以下で少しまとめてみた。

http://www.shos.info/develop/xp/xp.html#column20041215

Principles (原理) が随分替わっている。
他も大分進化しているようだ。


XP に関しては、暫く話題が落ち着いてきていたのが、これでまた議論が再燃するような気がする。
というか、再燃してほしい。
いや、むしろ再燃させたい。

最近の XP (謎) は、「現実的な落としどころ」とかを探り出したりなんかしちゃって、なんというか、大人になってしまったというか、成熟して毒が抜けてしまった感じもある。
すっかり角が丸くなってしまって、なんか、「エクストリームさ」が減ってしまったようだ。

勿論、そうやって現実的になっていくのは、良いことに決まっている。

でも、そのエクストリームさがあちこちで議論を呼び、濃いコミュニケーションを作るきっかけになっていたのは確かなんだ。
そうして、残業や休日出勤を繰り返しつつ必死に開発を続ける多くのプログラマたちに多くの変化を与えていったはずなんだ。

今回 XP に関する議論の原点ともいえる『Extreme Programming Explained』の第二版が出たことで、再びそうしたムーブメントが起こることを期待したい。


ともかく、XP はアジャイルに進化していく。
良い方向に向かっているのは間違いない。

エクストリームさは、少しは減ってしまったかも知れない。
でも「エクストリーム プログラミング」という呼び名は変わらないようだ。

"XP" → "Longhorn" とかにならなくて本当に良かった。


# さて、今回はどなたがこの本を翻訳されるんだろうか。

2004年12月17日

クリスマス企画 オブジェクト指向実践者の集い

上記に参加してきたので、レポートしてみたい。

■ 詳細

クリスマス企画 オブジェクト指向実践者の集い
日時 2004年12月9日(木) 10:00~
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター
主催 オブジェクト倶楽部

■ 参加目的

  • オブジェクト指向を現実的に実践する方法を知る
  • オブジェクト指向実践者と交流を持ち知恵を得る

■ はじめに

当日の朝。
北陸自動車道から小松空港に向かい、始発の羽田行きに乗って会場に向かった。
計算では、どんなに急いでも開始10:00には間に合わない。10:15 頃の到着になる予定であった。

新宿駅までは完璧に予定通りに乗り継ぎ。
余計なロス時間はゼロ。飛行機の座席の位置から電車の何両目に乗るかの選択まで、我ながら完璧に近かったと思う。

ところが、小田急新宿駅の改札口に着いてみると、全ての券売機が止まっている。
小田急になんらかのトラブルが発生した様子であった。
ここで10秒ばかり躊躇(ちゅうちょ)。タクシーで会場へ向かうことにした。

結局、予定通り 10:15 ちょうどに会場に入ることができた。
ところが、着いてみると、小田急が動いていなかったことで、15分遅れで開始とのこと。 奇跡的に間に合ってしまった。

サンタ帽をかぶったスタッフが迎えてくれた。
会場は既に人で一杯。
なんでも 170 名以上の参加者だとか。毎回少しずつ大きくなっているそうだ。

objx0402.jpg
・会場の入り口付近。後述する XFD が妖しげに光を放つ。


■ 参加内容

○ コンセプト紹介等

初めにスタッフである安井 力 氏から「見える化」というコンセプトの紹介があった。
「見える化」とはどういうことか。その意味するところを、水に色を付けたりする実演で「見る」ことができた。


○ 基調講演 平鍋 健児 氏
リーンソフトウェア開発と「見える化」』

objx0401.jpg
・平鍋 氏 による基調講演の様子。

基調講演は、主催者であるオブジェクト倶楽部の主宰者である平鍋 氏。

先ずは、リーンソフトウェア開発について。

トヨタのかんばん方式をはじめとする「リーン生産方式」の短い紹介があった。

そしていよいよ「見える化」の紹介。

  • ソフトウェア開発は「不可視」・「intangible」な部分が多い。
  • 見えないことによる難しさがある。
  • 見えなければ制御も改善もできない。
  • 見える工夫をすることで、開発が判り易くなる。
  • 見えるようにしよう。

「見える化」を行った実際の例が、いくつも写真で紹介された。

例えば、「ソフトウェアかんばん」。

ホワイトボードを「Todo (未実施)」・「Doing (実施中)」・「Done (テスト完了)」の三つの領域に分けてある。そのそれぞれに、色分けされ作業が書かれたポストイットが貼られている。

現在のプロジェクトの状況が一目でわかるようになっている。
この前で毎日「朝会」をするそうだ。

紹介された「例えばこんな風にやってみたら良いのではないか」という「見える化」を表にまとめてみる。

イテレーション ― 一週間くらい
計画 ― 半日~一日くらい イテレーション開発 ふりかえり
ユーザーストーリーをタスクに分割
  • 作業のペア化 (一部でも可)
  • 「見える化」
    • UML による設計の「見える化」
    • 朝会
    • ソフトウェアかんばん
    • ペアボード
    • バーンダウン チャート
    • ソフトウェアあんどん ― XFD (eXtreme Feedback Device)
    • だるま (達成したら目を入れる) による目標の「見える化」
ホワイトボードを三つに区切って、そのそれぞれに以下のものを書き出す。
  • Keep (良かったこと、続けていくこと)
  • Problem (問題点)
  • Try (次回挑戦すること)

これは導入しやすく強力なやり方ではないだろうか。
持ち帰って提案してみたいと感じた。


○ 主賓講演 大槻 繁 氏
『アジャイル開発とインタンジブル・アセット ―伝統的開発へのインパクト―』

アジャイル開発が伝統的な開発方法に与えるインパクトの話。

特に考えさせられたのは、「組織のモジュール化」の話。

  • 各モジュール内の知識は、インタンジブル (見えない)。
  • モジュール間のインタフェイスはタンジブル (見える)。

「見えない知識をどう貯めていくか」が重要とのこと。


○ ワークショップ 平澤 章 氏
『「モデリング道場」ライブ ~要求モデリングの過程 見せます!』

もう、なんというか、ライブ最高。

題材は、「八百屋の POS (Point Of Sales) システム」。
顧客役である天野 勝 氏にヒアリングしながら、ライブでモデリングしていく。

「コミュニケーション芸人」を自称する平澤 氏 と 天野 氏の掛け合いは、テンポといい()といい、感動的ですらあった。
さらに、時々絶妙なタイミングで平鍋 氏が質問を入れる。

二時間のライブが一時間くらいに思えたくらい、楽しむことができた。
本や Web を読むより、はるかに判り易い。
まさに「見せる」方法によって、全然判り易さが違ってくるという例だ。
こんなセミナーは初めて。是非もう一度体験したいものだ。

平澤 氏によると、モデリングには「機能先行型モデリング」と「モデル先行型モデリング」があるとのことで、今回は「モデル先行型モデリング」。

解説していただいたモデリングのポイントを少しあげてみる。

  • そのクラスが表しているものが、「現物(ブツ)」なのか「種類」なのかをはっきりさせる
  • ヒアリングしながら、システムに関係のないものをはじいていく。
  • 名前を付けるときは、視点を固定。店側からの視点で命名。
  • クラスでなくインスタンスの単位をとらえる。多重度で確認。
  • ノート アイコンが重要。ノートアイコンは種類によって色分け。
  • クラス図はつながりだけでなく、「形」も重要。

objx0403.jpg
・「掛け合い」でばんばんクラス図が描かれていく。

objx0404.jpg objx0405.jpg
・ライブでホワイトボードに手描きされていったクラス図。これと並行して リアルタイムで UMLツール "Jude" による清書も行われていた。


○ 見える化ライトニングトークス

一人持ち時間五分。延長なし。五分過ぎると容赦なく銅鑼(どら)が鳴る。

objx0406.jpg
・XFD ネタは、最高の盛り上がりをみせた。

私も、「TDDPlayer」というネタで参加。

※ 尚、講演やライトニングトークスの資料は、オブジェクト倶楽部のサイトで公開されている。


○ 懇親会~二次会

懇親会に只で出させていただいた上、本まで頂いた。
『はじめてのアジャイル開発』、『PM magazine 第1号』の二冊。

懇親会では、皆が参加して、今回のイベントに関して「ふりかえり」を実際に行った。
私も、「Keep (良かったこと、続けていくこと)」と「Problem (問題点)」、「Try (次回挑戦すること)」をポストイットに書いて、八枚くらいを模造紙に貼った。

懇親会及び二次会では、沢山の知人と話し、新しい知人と話した。


■ 「見える化」について考えたこと

最後に、今回このイベントに参加して、「見える化」について考えたことをいくつか。


○ プロジェクトの見える化

例えば、プロジェクトの状況を知らせる方法として、以下の三つを比較してみたい。

  1. プロジェクトの状況については、プロジェクトの構成員からプロジェクト マネージャに定期的に報告が行く。
    状況を知りたい人は、プロジェクト マネージャに尋ねれば知ることが出来る。
  2. プロジェクトの状況は、プロジェクトの構成員によってオープンな会議室に逐一アップされる。
    状況を知りたい人は、会議室を見に行けば、知ることが出来る。
  3. プロジェクトの状況は、部屋の入り口付近に貼り出してある。
    出社する人はいやでも目にすることになる。

3 のやり方が、「見える化」を取り入れた例といえる。

今回の基調講演で、平鍋 氏 が次のように言っていた。

・エラーの与える影響の大きさ = エラーの大きさ×エラーの滞在時間

上の例で言うと、1 より 2、2 より 3 の方法が、エラーの滞在時間を短くすることができるのでベター、ということになる。


○ 見せ方

見せるにしても、なるべく「わかりやすく」見せることが重要なようだ。
シンプルなグラフを使ったり、直接手書きして壁に貼ったり、色分けしたり、動きや光、音を取り入れて五感に訴えるようにしたり、等等。
見せる工夫が重要だ。
それから「バーンダウンチャート」や「ペアボード」のように、ネーミングが重要。


○ 「見える化」と XP

この「見える化」というのは、アジャイル開発手法の一つである「XP (エクストリーム プログラミング)」の精神とも一致していると思った。

図にしてみると、こんな感じだろうか。

xtrmfdbk.gif


■ 関連リンク

前々回、前回の様子はこちら。

2004年12月19日

ジャグリング練習開始

12/18(土) の 2004 Japan Community Open Day に出るにあたって新宿で時間が余ったので、東急ハンズにジャグリングのボールを買いにいった。

なんでも、これからのアジャイラーはジャグリングをやらなければならないことになったらしいのだ (嘘)。

私は件の和田さんのライトニングトークスは、上のAkiyah さんのサイトで知っていただけだったが、後日『クリスマス企画 オブジェクト指向実践者の集い』で直接お会いしてジャグリングのことを少し伺った。

最近は、和田さんの影響で何人ものアジャイラーがジャグリングにはまっているらしい。


Community Open Day の後には飲みに行って、夜中の12時過ぎにホテルにチェックインしたのだが、それからジャグリングの練習。
今日から開始。取り敢えずボール二個から。

jglball.jpg

# 家族には、「また始まった。一週間続くかどうか」と言われた。

2004年12月20日

『2004 Japan Community Open Day』 & 『INETA Japan リーダーズ ミーティング』

INETA Japan の関連で上記二つのイベントに参加してきた。

sjkttntw.jpg
・両方の会場となった小田急サザンタワー

■ 12/18(土)

この日は、『2004 Japan Community Open Day』に参加。

2004 Japan Community Open Day
時間 14:30-21:30
場所 マイクロソフト 新宿オフィス17階会議室
概要 コミュニティ活動や Visual Studio 2005 Team System などに関するワークショップ

cmntyod.jpg
・Community Open Day の様子

  1. Visual Studio 2005 Team System を用いたアジャイル開発と手法
  2. Visual Studio 2005 Team System Genera

の二つのワークショップに参加した。
Team System について、無責任に言いたいことを沢山言ってしまった。やれ導入しづらいだの、やれ高すぎるだの。
MS の人は熱心に聴いてくださったが、果たしてフィードバックになっただろうか。

その後、中華レストランで懇親会。
INETA の皆さんや MVP の方々、MS の方々など、色々な人とお話をさせて頂いた。
# 途中「○×ゲーム」があったが、商品ゲットならず。

そして二次会。
小井土 さん、福井 さん、中西 さんとご一緒させていただいた。
レゴの話などで盛り上がった。

コミュニティ関連の飲み会でいつも感じることだが、こういう素敵な方達と自分が一緒にいる状況というのは、五年前の自分には想像することもできなかった。
コミュニティならではの体験だと思う。


その後、12時過ぎにホテルにチェックイン。
ジャグリングの練習をした (謎)。


■ 12/19(日)

翌日は、『INETA Japan リーダーズ ミーティング』に出席。

第8回 INETA Japan リーダーズミーティング
時間 10:30-14:00
場所 マイクロソフト 新宿オフィス17階会議室

帰りはPAPA'n VB の杉下 さんとたまたま飛行機が同じだったため、新宿~福井県丸岡町まで、話をしながら帰ってきた。
バスで帰る予定のところ、車で送っていただいた。
杉下 さんに感謝。

今回やっと羽田空港第二ターミナルを初利用。
haneda2t.jpg
・羽田空港第二ターミナル

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2004年12月22日

会社の忘年会

chanko.jpg
「ちゃんこ蔵前」で会社の忘年会。
塩ちゃんこ最高。今度うちでもやってみよう。

ユニットテスト侍

CoffeeDiary ― ユニットテスト侍 Io版


ユニットテースト ユニットテスト♪
すべてのテストを自動で実行するんだぜ! って言うじゃな~い?

でもあんたのテスト、testFooBで失敗してますから! 残念!
assertion failed: expected '2' but was '3'


4個のテストで、エラー0個、失敗1個、斬り!

いい。
# .NET 版も必要か。

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ウォーターフォール式「アジャイルのやりかた」

wtrfll.jpg
ウォーターフォール式にアジャイルを導入する手順。

  1. 社内で「うちでもそろそろアジャイル開発を導入しませんか」と根回しをします。
  2. 「アジャイル開発プロセスに関する調査を行うための準備委員会」の提案書を作成し、上に提出します。
  3. 提案書が、課長→部長→本部長と段階的に上にあがっていき、承認されて段階的に戻ってくるのを待ちます。
  4. 「アジャイル開発プロセスに関する調査を行うための準備委員会」の責任者となって、委員会を設立します。
  5. 会議を繰り返し、その結果を元に「アジャイル開発プロセスに関する調査書」案を作成し、委員会を召集してレビューします。
  6. 反対意見をまとめあげて、「アジャイル開発プロセスに関する調査書」を完成させます。
  7. もう何もかもがいやになり、全てを窓から投げ捨てます。

2004年12月24日

いやなコメント Part 1

    // Data data2 = data1; --- (1)
    // (1) だと何故かうまく動かないので下に修正。
    // ― 2004/11/23 Bill
    /*
     *   「何故かうまく動かないので」ってなんだよそれ (泣)。
     *   ― 2004/12/04 Yoshi
     */
    // 下のコードにすると、ちゃんと動くんです。
    // 確認済み。― 2004/12/06 Bill
    /*   ていうか、コピーコンストラクタの方
     *   確認するだろ、普通。
     *   ちゃんとやってよ。もう (泣)。
     *   ― 2004/12/07 Yoshi
     */
    Data data2;
    data2 = data1;

いやなコメント Part 2

    class Foo
    {
        private int i; // i とは決して公開しないこと
    }

2004年12月25日

LEGO Spybotics

spybtcs.jpg
小井土 さん を見習って、
LEGO の Spybotics
を購入。

一台 2,000 円程。

かの LEGO MINDSTORMS の系統のシリーズ。
パソコンでプログラムを作って動かすことができる。
光センサーや赤外線センサー、タッチセンサー、LED、スピーカーを搭載。
箱は思ってたより随分でかい。

冬休みに LEGO が大好きな息子とやる予定。

2004年12月27日

港のホテル

prthtl.jpg
日曜日に、親戚一同で福井県三国の「港のホテル」へ行ってきた。

  • ラウンジでコーヒー、お茶、ジュース、梅酒が飲み放題。
  • 部屋は広々とした和室で、オーシャン ビュー (って冬の日本海ですが)。トイレ、浴室付き。2002年ワールドカップ・メキシコ代表チームがキャンプ合宿で泊まった部屋。
  • 温泉ではないけれど、展望大浴場あり。
  • 夕食は、バイキング方式で、和・洋・中の数十種類のメニューから食べ放題。
  • 夕食時は、生ビール、日本酒、ワイン、ウーロン茶、ジュース、コーヒー、紅茶などが飲み放題。
  • 朝食は、バイキング方式で、和・洋・中の数十種類のメニューから食べ放題。

これで、私から聞いてきたとフロントで言えば、三名一室で一人当たり一泊二食付き 7,000 円ぽっきり、追加料金なし。どないだ。
# まあ、私から聞いてきたと言わなくても 7,000 円 なんですが。

…で、今朝はそのホテルから出勤。

2004年12月29日

ホームシアター

hmthtr.jpg
今日から冬休み。

冬休みに映画を観るために、所謂ホーム シアター システムというのを買ってきた。
AV アンプとスピーカー六本、DVD プレーヤーのセット。

二時間掛けてセッティング。
一歳の娘が手伝うといってきかないので、結構時間が掛かってしまった。

買うだけ買って未だ観てない DVD が結構沢山有るので、楽しみ。

2004年12月31日

大晦日

snow.jpg
今日は、大晦日おおつごもり
朝から雪が降っている。とうとう積もりだした。

写真は家からの景色。
山はすっかり白く、空の白さと見分けがつかない。
なんとも静かな年の暮れ。

今日はさっさと買出しを済ませ、これからのんびりと家族で年越し。


去年今年貫く棒のようなもの ― 高浜虚子

About 2004年12月

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